プラントベースは新しい食生活の始まり?生活に浸透しつつある新しい食様式。ヴィーガンとの違いも解説。

僕は普段、食品系の広告やパッケージなどをメインにしたデザインを制作しています。
なので食品メーカーの方などからお話を伺う機会もあるのですが、ここ最近、食品業界の間で植物由来のものを積極的に食する、プラントベースと呼ばれる食生活様式がアメリカを中心に注目されていると教えてくださりました。

 

その方曰く、今後、このプラントベースは食品関係のデザインをしていくと、いずれよく聞くようになってくるのではないかとのことでしたので、
今回は僕自身の勉強も踏まえて、プラントベースという考え方について記事にしていこうと思います。

 

 

 

新しい食生活様式であるプラントベースを分かりやすく解説していきます。
今後、植物由来の食品が多く流通していくのは半ば必然と言えると思います。そういう意味でも、この機会にぜひ覚えておくと何か役立つこともあるかもしれません。
僕自身の学びの一環として、今回はこの記事で一緒に学んでいきましょう!

 



プラントベースとは?

 

 

プラントベースのイメージ

unspulash https://unsplash.com/

 

 

プラントベースフードとは全てを植物由来の原料からつくられた食品、もしくは大部分が植物由来の原料のものを使った食品を意味します。
畜肉や魚介、そのエキスなどは使わず、植物由来にこだわるのがプラントベースフードです。

 

プラントベースとはこのプラントベースフードを積極的に食べていこうという食様式です。

 

 

 

プラントベースとヴィーガンの違い

 

似たような食様式にヴィーガンと呼ばれるものがあります。
両者とも、動物性の食品を摂取しないという考え方では共通する部分があります。
では両者は一体何が違うのか。

 

これは当事者の姿勢の問題になるのですが、プラントベースは植物由来のものをより多く摂り入れようとするのがコンセプトなのに対し、
ヴィーガンは動物をできるだけ摂らないとするコンセプトを掲げています。

 

この姿勢がプラントベースとヴィーガンを大きく左右する考え方と言えるでしょう。

 

 

プラントベースは健康目的、ヴィーガンは宗教的思想

 

プラントベースが植物由来の食品を積極的に摂り入れるのは健康増進、疾病予防など直接的に健康を目的とした食様式です。
イメージしやすい考え方をするなら、低脂質かつ繊維質を多く含む植物由来の食事でダイエットをするようなものです。

 

一方で、ヴィーガンは動物を搾取、殺生しないために活動している側面があります。
これは宗教で言うところ教義と言えるでしょう。

「脱動物搾取運動」と呼んでもいいかもしれません。この精神的な目標を達成する手段として、植物由来の食品を食べていこうと掲げるのがヴィーガンであり、その有様は一種の宗教といっても間違いではないでしょう。

 

余談ですが、ヴィーガンの由来は1940年代にイギリスで動物性の製品、食べ物に対するボイコットとして始まったビーガニズム運動が起源とされています。

 

 

 

 

具体的なプラントベースの事例

 

ここまでの流れで、プラントベースとヴィーガンの違いがわかってきました。

プラントベース の食品は最近ではよく見かけるようになりました。
例えばスターバックスなどでは従来のミルクだけではなく、植物性ミルク(アーモンド、ソイ、オーツ)をラテに使用するカスタマイズが充実し始めています。

 

少しずつではありますが、生活の中にプラントベースが浸透してきているのは間違いありません。
大枠の定義を学んだところで、続いて具体的なプラントベースの事例を紹介していこうと思います。

 

 

プラントベースの事例 モスバーガー

 

プラントベース事例 モスバーガー

引用 https://www.mos.jp/cp/greenburger/

 

 

こちらはモスバーガーが開発したプラントベースフード「グリーンモスバーガー」です。

主要原材料に動物性食材を一切使用せず、肉の代わりに大豆をパティにしています。

旨味を引き出すためにしいたけが隠し味に使われており、バンズにはパサつきをおさえるために豆乳クリームを使用しています。

まさにプラントベースの分かりやすい事例と言えるでしょう。

 

 

 

プラントベースの事例 ケンタッキーフライドチキン

 

 

プラントベース事例 ケンタッキー

引用 https://happy-quinoa.com/kfc-vegan

 

 

こちらは植物由来の代替肉を使用したフライドチキンです。

植物由来の代替肉を製造するエコ企業「Beyond Meat(ビヨンド・ミート)」との提携のもとに開発され、メニューは、チキンナゲットと骨なしフライドチキンの2種類があります。

 

 

プラントベースの事例 IKEA

 

プラントベース事例 IKEA

引用 https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200423-plant-ramen-drink-pub967536da

 

こちらはIKEAが開発したプラントベースのカップラーメンとオーガニックジンジャエールです。
パーム油不使用で環境にやさしく、麺はノンフライなのでカロリー控えめです。
また、カップラーメンとしては珍しく化学調味料を一切使用していないので身体にもやさしい商品です。

 

 

 

プラントベースの需要

 

 

プラントベースの需要は欧米諸国を中心に伸びており、今後もさらに成長していくと予想されています。
実際、ミンテルのグローバル新製品データベースによると、世界のプラントベース製品の発売割合は過去10年間で167%伸びています。
カテゴリーとしてプラントベースミートやプラントベースドリンクが市場の8割をしめています。

 

日本ではまだ浸透していない文化ですが、先ほど事例として紹介した外資企業を中心に今後は日本でも広がっていくのではないでしょうか。

 

情報ソース https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_16897210/

 

 



まとめ

 

今回はプラントベースという新たな食様式について記事にしました。
今はまだ日本には馴染みのない文化ではありますが、最近では植物性ミートやミルクなどを利用した食品も数々開発されてきています。
今後数年のうちに少しずつ僕たちの生活にも浸透していくのではないでしょうか?

 

今後の流れに注目していきたいですね。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村